いつの日か会いたい人(たち)がいます

僕は、2009年に大阪府から山口県に引っ越ししてきました。


山口県に引っ越ししてくるまで、福岡県が「ITコミュニティが熱い」ということを全く知りませんでしたが、引っ越し後、山口県で知り合った方や、Twitterなどを通して見聞きし、福岡県には、WEBサービスの開発を行う、WEBサイトの制作を行う素敵な企業や個人事業者の方が、数多くおられると聞いています。


山口県に引っ越しする1年ほど前の話をしようと思います。
2008年、僕はまだ大阪府で暮らしており、福岡県のIT事情を全く知りませんでした。


ただ、その頃、とある出来事をきっかけに、また、いまだに実現できてはおりませんが「福岡県にヌーラボという会社があり、いつの日かその会社の代表取締役社長である橋本さんに一目だけでもお会いしたい」と目標というか、思いがあります。


僕は、ヌーラボの橋本さんとはお会いしたことはありません。
だけど、たった1度だけ、橋本さんとやり取りをしたことがあります。


2008年4月27日から、2008年6月1日まで、ライブドアブログさんで「第1回オリジナルデザインコンテスト」が開催されており、僕は商品の「Amazon ギフト券」が欲しくて、応募のためにライブドアブログで使用できるテンプレートをたった1つだけ制作し、公開していました。


ちなみに、テンプレートデザイン自体は、無事に「審査員賞」を獲得し、「Amazon ギフト券」をもらうことができました。


そして偶然にも、当時、橋本さんがライブドアブログで運営されていた「橋本正徳のブログはどこだ?(当時のブログ名は「橋本正徳の「あなたのためのシステム開発」」で現在は移転されています)」で、僕が制作したテンプレートを使用いただいていたことがありました。


ライブドアブログで公開されているテンプレートは、誰でも使用することができ、誰が何を使おうと何の関係もないものの、当時の僕は「僕のことを知らない誰かが僕の作ったテンプレートを使用してくれている!」という事実のみに興奮し、後先考えずに、橋本さんのmixiのアカウントにメッセージを送り付けるという暴挙に出ました。


橋本さんからすれば、公開されていたブログのテンプレートを使用しているだけなのに、そのテンプレートの制作者を名乗る見知らぬ人間から「テンプレートを使用いただきありがとうございます」と書かれたメッセージを突然受け取るなんて、今から考えると気持ちの悪い話です。ゾっとします。


でも、当時の僕は、そんなことを考える余裕もなく、橋本さんにメッセージを送り付けてしまいました。


また、2008年当時は、1年後に大阪府から山口県への引っ越しを予定しており、そして、引っ越し後どうやって生活をしていけばいいかを考えていた時期でもあり、不安な日々の中で「福岡県は山口県の隣だ!福岡県の方が僕の作ったテンプレートを使ってくれている!これは奇跡だ!奇跡でしかない!」という勝手な想いがそんな暴挙に出た可能性は低くありませんが、それでも、今から考えると気持ちの悪い話です。ゾっとします。


そんな気持ち悪いメッセージに対して、橋本さんからは大変、丁寧なお返事をいただき、しかも、そのお返事の中に「(2008年)8月30日にAdobe関連のイベントも計画しているので旅行がてら来ませんか? 」と見ず知らずの僕をイベントにお誘いいただきました。


ただ、当時の僕は、山口県に引っ越す前の最後の挑戦として、大阪府での最後の転職に向けての活動をしており、また、貯金もないようなギリギリの生活をしていたため、往復の新幹線代を捻出することができず、泣く泣くお断りさせていただいたことが、今も心のどこかに残っています。


そのやり取り以降、たまに橋本さんのブログを覗いたり、ヌーラボの会社を眺めたりしつつ、僕にとって「福岡県のIT企業 = ヌーラボ」と言っても過言では…いや、多分、それは過言かもしれません。すみません。


2009年に山口県に引っ越しし、2010年に個人事業者として独立、お金がない!、子育てをし、お金がない!、病気になり、お金がない!と、怒涛の数年間を過ごし、今年で個人事業者になり無事に5年目を迎えることができ、2人の息子たちの子育てに追われ、金銭的な余裕はいまだにないものの、少しずつ、精神的に、時間的に余裕が生まれつつあります。


そして、山口県に引っ越し後、福岡県でIT戦士として活躍されているあんな方や、こんな方や、そんな方と顔見知り程度にお会いすることができましたが、偶然にも皆さんが、ヌーラボさんと繋がっており、やはり僕にとって「福岡県のIT企業 = ヌーラボ」と言っても過言では…いや、多分、それは過言かもしれません。本当にすみません。申し訳ありません。


2016年は、息子たちの成長に伴い「1に節約、2に節約、3に節約、4に節約、100だろうが、10000だろうが節約」を抱負に生き抜く覚悟ではありますが、これからは少しずつ、1人ずつ、色々な方にお会いしていければと考えています。


仕事中に、何の脈絡もなくふと、ここ数年は思い出すこともなかった、橋本さんにとっては気持ち悪い昔話を思い出し、もう、思い出さなくてもいいように、いつでも、初心を思い出せるように、自分のブログに残しておこうと思います。