Thunderbirdの自動改行機能について

電子メールクライアントの「Mozilla Thunderbird」を使っています。


Thunderbirdを使い始める以前は、多くの知人、同僚が、Microsoft Outlook Express 6か、Becky! Internet Mailを使用しており、僕自身はMicrosoft Outlook Express 6を使用していました。


しかし、当時、みんなに愛されていた、Outlook Express 6のPCを変更する際にメールデータ、メッセージルールの移行作業ではレジストリなどを触らねばならず、煩わしさを感じていたところ、Thunderbirdの特定のフォルダをごっそり、新しいPCに持っていけば、メールの移動が完了するという便利さに惹かれ、Thunderbirdに乗り換え、今年で10年ぐらいになります。


2009年7月以前は、メールを確認したい場合は、PCを起動しなければいけない環境でしたが、2009年7月に、docomoから発売された「HT-03A」に機種変更したことをきっかけに、スマートフォンで仕事のメールを確認することが増え、ここ数年は、外出先などでは、スマートフォンでメールを確認することが普通になっています。


スマートフォンでメールを確認していると気になるのが、メール本文内の改行の位置です。


Thunderbirdには、メールの72文字目(日本語だと36文字目)で自動的に改行する機能が、初期設定として搭載されていますが、ディスプレイの小さいスマートフォンでメールを確認する際に、変な部分で改行されている(ように感じる)ことがあります。


対応するのが億劫だったこともあって「閲覧している端末が違うのだから仕方がない」と考えていましたが、数年前にも増してスマートフォンが普及している昨今、Amazonから送られてくるメールも文中に改行がない状態になっており、世の中はそういう方向に動いていると感じつつ、できる範囲内で、PCでも、タブレットでも、スマートフォンでも、見やすいメールを心がけようと重い腰を上げました。


まず、

「ツール」 -> 「オプション」 -> 「詳細」 -> 「一般」


から、右下に表示されている「設定エディタ」をクリックし、表示されたダイアログの「検索」部分に、この記事を参考に、「mail.wrap_long_lines」を「false」に、「mailnews.wraplength」を「0」と設定します。


これによって、今後、自分が送信するメールの本文が自動的に改行することはなくなりますが、今後は、自分が送信したメールをメッセージペインで確認する際も改行されなくなるため、メールを読み直す際に、目の移動する距離が長くなります。


そこで、次に「userContent.css」に以下の記述を追加します。

body {
line-height: 1.2;
width: 60%;
}


blockquote[type=cite] {
border-left-width: 2px !important;
border-right: none !important;
padding-bottom: 0 !important;
padding-top: 0 !important;
padding-left: 10px !important;
}


なお、OSによって異なりますが、Windows 8.1の場合の「userContent.css」の保存先は以下のようになります。

C:\Users\[ユーザー名]\AppData\Roaming\Thunderbird\Profiles\[任意のID]\chrome


これで、基本的な準備は完了です。


ただ、メールは受信した方の環境により「読みやすい」「読みにくい」があるため、クライアントさんや代理店さんから「ちょっとぉ~読みにくいんですけどぉ~ちょっと何とかしてほしいんですけどぉ~」と言う声が大きくなったら、以前の72文字目で改行する仕様に戻すかもしれません。


「全ての人に優しい」のなんと難しいことか…