図書館で本を借りました

長男が小学校に入学し、小学校の図書室を利用し、週に2、3冊の本を借りてくるようになりました。


数日前に長男から「かりたいほんがあるんだけど、いつもだれかがかりててかりれない」と相談を受け、図書館にならあるかもしれないと考え、以前から、たまに図書館は利用していましたが、利用カードは持っていなかったので、初めて図書館の利用カードを作りました。


図書館をじっくり利用すること自体、20数年ぶりで、図書館で本を選んでいる感覚を楽しみつつ…


長男が読みたがっていた「おじさんのかさ(著者: 佐野洋子)」以外に、「ひまわり(著者: 荒井真紀)」「ぼくらの地図旅行(著者: 那須正幹、挿絵: 西村成雄)」「わたしの村 わたしの家(編訳: 渡辺茂男)」を借りました。


特に「ぼくらの地図旅行」は僕自身が子供の頃に何十回、何百回とボロボロになるまで毎日のように読み、最後は各ページがバラバラになり、なんとかセロテープで引っ付けて、それでもどうしようもなくなって捨てたぐらいに思い出のある書籍で、子供たちにも「読ませたい」「読んで欲しい」と考えていました。


「ぼくらの地図旅行」は、小学5年生のタモちゃんが同級生との会話から、地図旅行をすることになり、同級生のシンちゃんと一緒に地図を頼りに目的地を目指すお話です。


そのため、絵本の中に地図や地図記号などが登場するため、7歳の長男には少し早いかなと感じていたものの、絵が細かく書き込まれており「ここの交差点を曲がると何があるんだろう…」と想像する面白さがあると考え、借りてみることにしました。


早速、借りてきた「ぼくらの地図旅行」をパラパラと読みつつ、「あとがき」を読んでいたら、「ぼくらの地図旅行」の文章を書かれた、那須正幹さんは山口県防府市在住で、「ぼくらの地図旅行」は「吉敷郡秋穂町(現、山口市秋穂)」をモデルにしており、また、絵本に登場する地名の一部は実際の地名をそのまま使っていると書かれていました。


僕は山口県山口市阿知須で暮らし始めて7年目を迎え、この7年間の間に山口市の地名にも少しずつ慣れ、また、阿知須は秋穂に隣接しており、まさか、自分が子供の頃にボロボロになるまで何度も読み返した本のモデルになった場所の近くで暮らしていると考えておらず、自分の中で色々な記憶が思い起こされたような感覚になりました。


あとがきの最後には「実際の秋穂町も絵本同様にすてきな町です。きかいがあれば、みなさんもぜひ、地図をかた手に、タモちゃんたちの歩いた道をたどってみてはいかがでしょうか。きっと楽しい地図旅行ができると思います。」と書かれていました。


季節が巡り、暖かくなった頃に、子供たちと地図を片手に、タモちゃん、シンちゃんが歩いた場所を、子供たちと一緒に歩いてみたいと考えています。


僕が繰り返し読んでいた「ぼくらの地図旅行」はボロボロに今は手元にありませんが、今も僕の記憶のどこかに残り、20数年を経過してなお、僕と子供の思い出作りのきっかけになっていることを本当に嬉しく感じています。




やっぱり、読書は大切。
あらためて、そう感じることができる出来事でした。